発注量の計算
飲食店・直売所・小さな店で、仕入れの発注数を決める人のためのツールです。品目ごとに適正在庫(または使用予定量)、現在庫、発注単位、単価を入れると、不足分を発注単位で切り上げた発注数と金額が出ます。 複数の品目を一覧にして印刷できます。入れた内容はブラウザの中だけで処理し、サーバーには送りません。
式の考え方はに中小機構の資料で確認しました。式そのものは法令ではなく、このツールが具体化したものです。確認できていない点は「未確認の点」に書いています。
入力した内容はブラウザの中だけで処理し、保存しません(ページを閉じると消えます)。式は在庫管理の一般的な考え方で、法令で決まったものではありません。発注する前に、発注先の最低発注数量・締め切り・価格を確かめてください。
発注数と金額
発注一覧(印刷用)
計算のしかた
- 不足量 = 適正在庫(または使用予定量)+ 安全在庫 − 現在庫 − 入荷予定。0以下なら発注しません。
- 発注数(ケースの数)= 不足量 ÷ 入数 を切り上げた整数。発注数量 = 発注数 × 入数。
- 余る分 = 発注数量 − 不足量。入数が大きいほど余りが出ます。
- 金額 = 発注数量 × 単価(1ケースあたりの単価なら 発注数 × 単価)。1円未満は四捨五入です。
数量と単価は、内部で100倍した整数で計算します。0.1 や 12.5 のような小数でも、浮動小数点の誤差は出ません。
式の考え方と出典
この式は法令ではありません。中小企業基盤整備機構(J-Net21)の資料にある、適正在庫は受注の機会と在庫の費用が釣り合う量で、商品ごとに季節や納品までの期間(リードタイム)、安全在庫を考えて決める、という考え方を、発注数の式にしたものです。 年間の平均適正在庫を「年間販売高の予想 ÷ 年間の予定商品回転率」で求める式も資料にありますが、平均値の目安とされているので、このツールでは使っていません。適正在庫は自分で入れてください。
発注の方式には、在庫が一定量を下回ったら決まった量を発注する定量発注、決まった間隔で量を決めて発注する定期発注などがあります。このツールは、発注するときに不足分を数える作業を手伝うだけで、どの方式を選ぶかには関わりません。
このツールがやらないこと
- 過去の販売データからの需要予測と、適正在庫の自動決定
- 発注先への送信、発注書の送付、納品の管理
- 賞味期限・ロットの管理(期限の管理は「賞味期限の管理表」で扱います)
- 消費税の計算(入れた単価をそのまま掛けます)
未確認の点
次のことは、一次情報で確認できていません。
- 「必要量 − 現在庫」を発注の単位に切り上げる式そのもの。出典の資料には載っておらず、在庫管理の一般的な考え方をこのツールが具体化したものです。法令で決まった式ではありません
- 適正在庫や安全在庫を何日分・何%にするか。商品や仕入れ先で変わるため、出典では数値を確認していません。自分の販売の実績で決めてください
- 仕入れ先ごとの最低発注金額・送料無料の条件・締め切り時刻。入れた金額の合計と、それらを比べるのは自分でしてください
- 仕入れの消費税(軽減税率・標準税率の区分)。金額は入れた単価のまま掛けるだけで、税込・税抜の区別や税額の計算はしません
よくある質問
- 発注数は、どう計算しますか?
- 「適正在庫(または使用予定量)+安全在庫−現在庫−入荷予定」で不足量を出し、その不足量を発注単位(1ケースの入数)で割って、切り上げた数を発注数にします。不足量が0以下なら発注数は0です。たとえば適正在庫10・現在庫3・1ケース6個なら、不足7個を6個入りで切り上げて2ケース(12個)です。
- この式は法令や公的な基準で決まっていますか?
- 決まっていません。在庫管理の一般的な考え方を、このツールが式にしたものです。参考にした中小機構の資料には、適正在庫や安全在庫の考え方は載っていますが、この式そのものは載っていません。自分の店の発注ルールに合うかを確かめて使ってください。
- 適正在庫や安全在庫は、何日分にすればよいですか?
- 決まった数値は確認できていません(未確認)。中小機構の資料では、商品ごとに季節・時間的な要因・リードタイム(発注日から納品日まで)を考えて決めるとされています。販売の実績をもとに自分で決めてください。
- 単価は、1個あたりと1ケースあたりのどちらで入れますか?
- 上の「単価の単位」で選べます。1個(1kgなど、数量の単位)あたりなら、発注数量に単価を掛けます。1ケースあたりなら、発注数に単価を掛けます。1円未満は四捨五入します。
- 消費税は入りますか?
- 計算しません。入れた単価をそのまま掛けた金額です。税込・税抜の区別や税率ごとの計算はしていないので、仕入れ先の請求書に合わせて確認してください。
- 品目を保存して、次回も使えますか?
- このページの入力は、ページを閉じると消えます。残したいときは「入力をファイルに保存」で手元に書き出し、次回「ファイルから読み込む」で戻してください。ファイルは端末に保存されるだけで、サーバーには送りません。
根拠(出典)
式の考え方は、次の資料を参考にしています。2026/11/05に確認しました。改正・更新があれば見直します。
- 小売業の在庫費用削減策(J-Net21 起業マニュアル。中小企業基盤整備機構)(2026/11/05 確認)
- 現場での在庫管理の方法と、適正な在庫量の考え方について教えてください(J-Net21 ビジネスQ&A。中小企業基盤整備機構)(2026/11/05 確認)
式は在庫管理の一般的な考え方で、法令や公的な基準ではありません。自分の店の発注ルールに合わせて使ってください。
関連ツール
- 賞味期限の管理表
- 委託先ごとの納品・残数・精算表
- 原材料名の並べ替えツール
- キッチンカーの出店ごと収支(出店場所を並べて比べる)
在庫と仕込み
仕入れの数、使える部分の単価、配合、期限を扱うツールです。