マルシェ出店の収支・持ち物チェックリスト
マルシェや直売イベントに出店する人が、出店料・交通費・原価率・売上見込みを入れて、利益と、黒字になるために必要な売上・個数を出すためのツールです。出店前に使う持ち物チェックリストも、そのまま印刷できます。 入れた内容はブラウザの中だけで処理し、サーバーには送りません。
食品の許可・届出と表示の出典はに確認しました。確認できていない点は「要確認の点」に書いています。
こちらも見てください。キッチンカーの出店ごと収支は、人件費や燃料費まで入れて、出店場所を最大6か所並べて比べます。このページは、1回の出店の収支と持ち物リストが中心です。
このツールは、出店の収支の計算と、持ち物リストの印刷だけをします。入力した内容はブラウザの中だけで処理し、保存しません(ページを閉じると消えます)。食品を売るときの許可・届出・表示が要るかどうかは判断しません。出店する場所を管轄する保健所などに確認してください(要確認)。
収支の結果
円未満は四捨五入です。人件費(自分の時間)、消費税、所得税は入っていません。
持ち物チェックリスト
一般的な持ち物の例です。出店先の規約や主催者の指示を優先してください(要確認)。
計算のしかた
- 利益 = 売上 − 原価(売上 × 原価率)− 出店料(固定 + 売上 × 売上の%)− 交通費 − その他の固定費
- 黒字になる売上 = 固定費の合計 ÷ (1 − 原価率 − 出店料の%)。実際に利益が0円以上になる最小の円で表示します
- 黒字に必要な個数は、平均販売価格を入れたとき、その売上に届く最小の個数です
- 目標の利益を入れると、同じ式で、その利益に必要な売上と個数も出します
- 原価率と出店料の%を足して100%以上になると、売るほど赤字になるので、黒字になる売上は出しません
例として、売上10万円、原価率30%、出店料の%が10%、固定費が6,000円(固定の出店料3,000円・交通費1,000円・その他2,000円)なら、利益は54,000円、黒字になる売上は10,000円です。
食品を売るときに確認すること
食品を扱う出店では、営業許可や営業届出が要るかどうか、包装した食品に表示が要るかどうかを、出店の前に確かめる必要があります。このツールは判断せず、確認先を示すだけです(要確認)。
- 営業許可・営業届出は、出店する場所を管轄する保健所に聞きます。厚生労働省のリーフレットには、許可営業と届出対象外営業以外は、管轄の保健所に営業届出を行うとあります
- 包装した食品の表示は、消費者庁の食品表示基準です。ラベルは食品表示ラベル作成ツールで作れます。アレルゲンはアレルゲンのチェック表で整理できます
- 出店料・キャンセル料・保険・火気や電気の使用は、主催者の規約で確認します
このツールがやらないこと
- 許可・届出・表示が必要かどうかの判断
- 消費税・所得税・インボイスの計算
- 入れた内容の保存
要確認の点
次のことは、一次情報で確認できていません。
- マルシェ・イベント・露店での出店に、営業許可と営業届出のどちらが要るか、または要らないか。厚生労働省の資料では、許可営業と届出対象外営業以外は届出が必要とあるだけで、イベント出店の扱いは確認できていません。食品の種類・調理の有無・自治体で変わると思われるので、出店する場所を管轄する保健所に確認してください
- 包装した食品を売るときの表示(食品表示基準)が、自分の商品で必要かどうか、何を書くか。消費者庁のページは入口の見出しまでしか読めていません。表示のツールは「食品表示ラベル作成ツール」にありますが、要否の判断は消費者庁の資料か保健所で確認してください
- 消費税・所得税・事業税・インボイスの扱い。このツールは、入れた金額(税込で受け取る額)のまま差し引きするだけで、税金は引いていません
- 持ち物チェックリストの項目は、一般的な例です。出典のある決まりではなく、出店先の規約・主催者の指示・自治体の決まりで必要なものは変わります
- 出店料の決まり方(固定・歩合・その併用)、キャンセル料、保険の要否は、主催者ごとに違います。申込書・規約で確認してください
よくある質問
- 黒字になる売上は、どう計算しますか?
- 売上に比例してかかる費用(原価と、売上の%で決まる出店料)を引いた残りで、固定の費用(固定の出店料・交通費・その他)を払えるようになる売上です。固定費の合計 ÷ (1 − 原価率 − 出店料の%) で求めます。たとえば固定費が6,000円、原価率30%、出店料の%が10%なら、6,000 ÷ 0.6 = 10,000円です。円未満は四捨五入して計算し、利益が実際に0円以上になる最小の売上を表示します。
- 原価率は、どう決めればよいですか?
- 売上に対する、商品の仕入れ・材料費の割合です。1個あたりの原価 ÷ 販売価格で出せます。包装や袋などの資材費を含めるかは自分で決めてください。このツールは、入れた率のまま計算します。
- 出店料が「固定」と「売上の%」の両方あるときは?
- 両方入れてください。固定の出店料は固定費に、売上の%は原価と同じく売上に比例する費用に入ります。どちらかだけなら、もう一方は空欄か0にします。
- 食品を売るとき、営業許可や届出は要りますか?
- このツールでは判断できません(要確認)。厚生労働省のリーフレットには、許可営業と届出対象外営業のどちらにも当たらない営業は、管轄の保健所に営業届出を行うとあります。ただ、マルシェやイベントでの出店がどれに当たるかは、確認できていません。食品の種類・調理の有無・自治体で変わることがあるので、出店する場所を管轄する保健所に、出店の前に確認してください。
- 消費税や所得税は、計算に入っていますか?
- 入っていません。売上も費用も、受け取った額・払った額のまま差し引きします。消費税の納税額、所得税、事業税、インボイスの扱いは、このツールでは計算せず、確認もできていません(要確認)。
- 持ち物のリストは、決まりに基づいていますか?
- いいえ。一般的な持ち物の例を並べたもので、出典のある決まりではありません。出店先の規約や主催者の指示で、必要なものや持ち込めないものは変わります。自分の分を足したり、いらないものを外したりして使ってください。
- 入れた内容はどこかに送られますか?
- 送られません。計算はブラウザの中で行い、Cookie や localStorage も使いません。ページを閉じると消えるので、必要なら持ち物のリストは印刷してください。
根拠(出典)
食品の営業許可・届出と表示の記述は、次の資料に基づきます。2026/11/05に確認しました。改正・更新があれば見直します。
- 厚生労働省「食品衛生法が改正されました」(令和3年6月1日施行のリーフレット)(2026/11/05 確認)
- 消費者庁 食品表示法等(法令及び関連情報)(2026/11/05 確認)
利益の計算は、このサイトで決めた計算の式です。許可・届出・表示の個別の判断は、保健所や消費者庁に確認してください。
関連ツール
- 直売所の精算書集計ツール(直売所に出した分の売上と手数料の集計)
- 委託販売の売価逆算ツール(委託の手数料から売価を決める)
- 量り売りの100g単価と値段ラベル
- 金種表・レジ締め(釣り銭の準備と、当日の現金の確認)
- 食品表示ラベル作成・賞味期限計算ツール
- キッチンカーの出店ごと収支(出店場所を並べて比べる)
- ハンドメイド作品の値段の計算(材料・作業時間・ネット販売の手数料から売価を出す)
屋台・出店(マルシェ・キッチンカー・量り売りなど)
自分で売り場に立つときの、収支・値付け・決済手数料のツールです。